研究課題/領域番号 |
22730689
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
教科教育学
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研究機関 | 滋賀大学 |
研究代表者 |
渡邊 慶子 (向井 慶子) 滋賀大学, 教育学部, 講師 (00572059)
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研究期間 (年度) |
2010-04-01 – 2013-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
2012年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2011年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2010年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 数学的理解 / 説明 / 手続き / 根拠 / モデル化 / 説明する活動 / 分析モデル / 「図形」領域 / 小中接続 / 図形学習 / 超越的再帰モデル |
研究概要 |
本研究は,H20告示の学習指導要領において重視される「説明する活動」着目し,それを分析する視点の導出とモデルの構築をねらいとした。そのためにまず算数・数学的に理解したと判断できる説明とは,手続きと根拠を関連付けることができる子どもの発話や活動にあらわれると仮定した。次に,モデルを構築して実証することを研究課題に据えた。結果として,子どもの発話は,「手続きの説明」と「根拠の説明」を区別して分析することと,特に図形学習では,「事実の説明(例:測定の結果)」が手続きの正しさを証明するための根拠として用いられる場合が多いため「事実の説明」の質的考察並びに量的分析をする必要があることを明らかにした。
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