研究課題
若手研究(B)
本研究では、地震波、株価等に代表される時系列データ(時間と共に値の変動するデータ)の解析法・取り扱い方について、特に確率過程の分解(「揺動散逸分解」「正弦波分解」「弱白色分解」)という観点から詳細に調べた。これらの分解は、時系列データの異常を検出したり、時系列データの特性量を抽出してデータの分類を行ったり、秘匿時系列データを複数のランダムな時系列に分散して管理したりすることへの応用が期待できる。こうした応用のための数学的な基礎研究を行い、それをもとに、実際に分解を実行するプログラムを作成した。
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