研究課題
若手研究(B)
太古代の深海高温熱水組成を復元するために、二酸化炭素濃度が高い条件で玄武岩と海水の高温高圧反応実験を行った。その結果、高温高圧状態での熱水のpHは7以上(高温高圧下での中性は5.5)となり、アルカリ性になることが明らかになった。またシリカを主成分とし、金属元素濃度は著しく低くなることが明らかになった。このことから太古代の深海高温熱水は、現在の酸性で金属に富むブラックスモーカーではなくクリアスモーカーであったと考えられる。
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