研究課題
若手研究(B)
新規なキラル固定相として,有機ナノ結晶を表面に固定化したキャピラリーおよびマイクロチップを作製し,電気泳動分析へ応用した。エマルション法により結晶化したシンコニジンを固定相に用いることで,アミノ酸類の良好なキラル分離および質量分析検出への適用に成功した。一方,酸化チタンナノ微粒子によるリン酸化ペプチドのオンライン濃縮-電気泳動分離法の開発についても検討を行い,酸化チタンナノ微粒子分散液を部分的に注入することで,アデノシン三リン酸やリン酸化ペプチドの濃縮に成功した。
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