研究課題/領域番号 |
22750135
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
機能物質化学
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研究機関 | 奈良工業高等専門学校 |
研究代表者 |
宇田 亮子 奈良工業高等専門学校, 物質化学工学科, 准教授 (90321463)
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研究期間 (年度) |
2010 – 2012
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研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2012年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2011年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2010年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | 膜・集合体 / 光応答 / 逆ミセル / マラカイトグリーン |
研究概要 |
逆ミセルを用いた生体由来物質の分離精製の光制御を目指し、光応答性分子を用いた逆ミセルによる抽出システムの構築を行った。光応答性分子としては、光照射未照射時では脂溶性分子であるが、光によりカチオン性界面活性剤となる分子を用いた。この分子をアニオン性界面活性剤が溶解したクロロホルム溶液に加えると、光照射後はアニオン性とカチオン性界面活性剤の錯体を作り、逆ミセルが破壊することが核磁気共鳴スペクトルにより明らかとなった。また、この逆ミセルにあらかじめ酵素を内臓させておくと、光照射に伴う逆ミセル内酵素の放出に成功した。
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