研究課題
若手研究(B)
途上国における安全な住環境づくりのため,既存組積造壁体の有効な耐震補強法の開発研究を行った。その結果,ポリマーセメントモルタル(PCM)により壁体を増厚することにより最大耐力に関して顕著な補強効果が得られた。また, PCM補強されたブロック造壁体のせん断終局強度の実験値は,ブロック造壁体とPCM壁体それぞれのせん断強度の計算値を単純累加することにより概ね評価できた。しかしながら,無補強れんが造壁体の場合は,計算値が過大となる傾向が得られた。
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大分大学工学部研究報告
巻: 第59号 ページ: 1-6
40019208720
巻: 第59号