研究課題
若手研究(B)
銅合金の熱・電気伝導率の向上を目的として,粉末冶金法によるカーボンナノチューブ(CNT)分散銅合金基複合材料の作製を試みた. CNT単分散溶液を利用することで,銅合金粉末にCNTを単分散付着させることが可能となった.また,銅に微量なTiを添加した急冷凝固粉末を利用することで,粉末押出材はTiの反応による母相とCNTの強固な結合で純銅の2倍の耐力を保持し,母相中のTi固溶量の減少によって83. 5IACS%を保持する材料となった.
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