研究課題
若手研究(B)
水深 6000m を超える超深海帯に属する海溝の生物相を明らかにすべく,千島海溝と琉球海溝,それぞれの周辺の大陸斜面や大洋底の底生カイアシ類の群集組成の比較を行った.千島,琉球,両海域とも水深に沿って群集組成が変化した.一方,両海域の大陸斜面間の群集の類似度は高いが,海溝間,大洋底間の類似度は低かった.水深の深い場所に位置するこれらの地形は島嶼などにより分断される傾向が高いため,各海域の群集の独立性が高くなっていると考えられる.
すべて 2013 2012 2011 2010
すべて 雑誌論文 (2件) (うち査読あり 2件) 学会発表 (10件)
Deep-sea Research I
巻: 74 ページ: 39-47