研究課題
若手研究(B)
重金属公害の原因の一つであるカドミウムの植物細胞内での毒性の鍵となる細胞内鉄・カドミウムイオントランスポーターの立体構造を決定し、その分子機構を解明するために、植物由来の二つの膜タンパク質AtNRAMP3およびAtNRAMP4のX線結晶構造解析実験を行った。大腸菌の発現系を利用することによって二つのタンパク質の異種発現に成功したが、X線結晶構造解析を行えるような良質な結晶は得られなかった。