研究課題/領域番号 |
22780028
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
園芸学・造園学
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研究機関 | 札幌市立大学 |
研究代表者 |
上田 裕文 札幌市立大学, デザイン学部, 講師 (30552343)
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研究期間 (年度) |
2010 – 2012
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研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
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配分額 *注記 |
2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
2012年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2011年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2010年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 樹木葬 / 森林利用 / 墓地 / 国土保全 / 里山 / 日本 / ドイツ / 日本:ドイツ / 樹木層 / ドイツ:日本 |
研究概要 |
本研究では、近年関心が高まる樹木葬墓地に関して日独比較研究を行うことで、ドイツにおける樹木葬墓地普及の要因を分析するとともに、日本における課題を具体的に整理することを目的とした。ドイツにおいては森林の多面的な公益機能に加え、新たな利用として埋葬が位置づけられているのに対し、日本の樹木葬は、埋葬の一様式として、墓地の新たな形態を生み出した。さらに、ドイツの樹木葬墓地は、森林所有者と契約を結んだ民間運営企業によって運営され、専門の森林官によって近自然林業の一環として管理されている。一方、日本の樹木葬墓地は、既に多様化が進んでおり、その一形態である森林型の樹木葬墓地は、いずれも寺院の僧侶によって運営管理されており、持続性という観点から共通の課題を抱えている。
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