研究課題
若手研究(B)
本研究では、紙に機能を付与するために、界面重合反応を応用して、揮発性化合物を内包したナイロン膜およびポリウレア膜を生成し、紙と揮発性化合物の複合化を試みた。揮発性化合物の定着量は、水溶性モノマー濃度が25%の時に最大値を示した。調製したシートの徐放性は、ブランクシートのよりもすべての条件において優れていた。このことから、本研究の界面重合反応を利用した手法は紙に徐放性を付与する手法として、有効であった。
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http://www.cc.kochi-u.ac.jp/~ichiura/woodchem/ichiura/ichiurahome.html