研究課題/領域番号 |
22790182
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
解剖学一般(含組織学・発生学)
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研究機関 | 東京医科歯科大学 |
研究代表者 |
星野 光伸 東京医科歯科大学, 大学院・医歯学総合研究科, 助教 (60431962)
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研究協力者 |
寺田 純雄 東京医科歯科大学, 医歯学総合研究科, 教授 (00262022)
川岸 将彦 東京医科歯科大学, 医歯学総合研究科, 助教 (60323606)
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研究期間 (年度) |
2010 – 2011
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研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2011年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2010年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
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キーワード | 神経細胞生物学 / 分子形態学 / Ras / 低分子量GTP結合タンパク質 / Rig / 膜輸送 / 神経細胞 / 低子量GTP結合タンパク質 |
研究概要 |
本研究課題は、脳をはじめとする神経系に顕著に発現しているが、その機能は未知であるRas類似低分子量GTP結合タンパク質Rigに着目したもので、神経細胞に於いてRigがどのような生理機能を担っているのかを探索することを目的とする。これまでの代表者の解析結果から、Rigがリサイクリング系の膜輸送に関与する分子であること、及び神経細胞の形態変化に関与する分子であることが明らかとなった。Rigが膜輸送や神経突起の形態形成、分化、そして極性決定の局面で重要な機能を担っていることが強く示唆される。更にRigの機能を探索すべく、蛍光標識したRig遺伝子産物を細胞内に発現する系を構築し、リサイクリング過程の実時間解析を行った。又、マウス脳破砕液からRigと結合するタンパク質の候補群を見出す実験も行い、細胞内でRigと結合するタンパク質群を見出した。データベース検索の結果、これらタンパク質群のうちの一つは既知のものであった。Rigがこの結合タンパク質と協調して細胞内機能を発揮していることが示唆され、更に解析を続けている。
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