研究課題/領域番号 |
22790236
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
環境生理学(含体力医学・栄養生理学)
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研究機関 | 生理学研究所 |
研究代表者 |
山中 めぐみ (丸山 めぐみ) 生理学研究所, 発達生理学研究系, 特別協力研究員 (80346379)
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研究期間 (年度) |
2010 – 2011
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研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2011年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2010年度: 2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
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キーワード | GABA作動性神経 / オプトジェネティクス / チャネルロドプシン / 体温調節 / ハロロドプシン / 遺伝子改変マウス / テトラサイクリントランスアクティベーター / 緑色蛍光タンパク質 / 光感受性タンパク質 / 視床下部 |
研究概要 |
視床下部に存在するGABA作動性神経は、体温調節神経機構において、中心的な役割を果たしている。本研究では、体温調節機構の動作原理を明らかにすることを目的とし、GABA作動性神経特異的に光感受性タンパク質(チャネルロドプシン2(ChR2);ハロロドプシン(Halo))を発現する遺伝子改変マウスを作成した。GABA作動性神経特異的に発現し、GABA合成に関わる遺伝子であるGAD67遺伝子座にテトラサイクリントランスアクティベーター(tTA)をノックインしたGAD67-tTAマウスとTet-O ChR2マウスを交配させて、GABA作動性神経特異的にChR2を発現する遺伝子改変マウスを作成している。組織化学的解析の結果、GABA作動性神経へのChR2の発現が認められた。しかし、その発現率・発現量共に十分では無く、そのままでは電気生理学的解析に進むことが難しいと判断された。これはtTAの発現量に起因する可能性があったため、GAD67-tTA遺伝子座にtTAと同時に挿入されたネオマイシンカセットの除去を試みた。これまでの経験からネオマイシンカセットの除去によってtTAの発現量が増加することが分かっている。PCRによって、ネオマイシンカセットの除去を確認し、再びTet-O ChR2マウスと交配を行った。しかしながら、組織化学的解析の結果これでもChR2の十分な発現を得ることが出来なかった。今後は遺伝子改変マウスだけでなく、ウイルスベクターを用いた遺伝子導入法の併用を検討していく。
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