研究課題
若手研究(B)
スフィンゴ糖脂質(GSL)は、がんや神経変成疾患などの病態に深く関与している。本研究では、メラノーマ抗原GD3と重篤な神経変成疾患であるニーマン・ピック病C型(NPC病)に関連するガングリオシドの細胞内輸送や膜ドメインの維持機構について解析を行った。その結果、GD3が脂質代謝を調節する因子を活性化することで膜ドメインの形成をサポートしていることが明らかになった。また、この脂質代謝調節因子を阻害することでメラノーマ細胞の増殖を抑制することに成功した。一方、NPC病に関与するガングリオシドが蓄積する細胞内小器官を明らかにすると共に、ガングリオシド蓄積を軽減する低分子量化合物を同定した。
すべて 2013 2012 2011 2010
すべて 雑誌論文 (12件) (うち査読あり 12件) 学会発表 (22件) (うち招待講演 1件)
J Biochem.
巻: 151 号: 6 ページ: 573-578
10.1093/jb/mvs043
10031166098
Neurochemical Research
巻: 37 号: 6 ページ: 1185-1191
10.1007/s11064-012-0764-7
Biochem.Biophys.Res.Commun.
巻: 411 号: 3 ページ: 483-489
10.1016/j.bbrc.2011.06.118
J.Biol.Chem.
巻: 286 号: 21 ページ: 18526-37
10.1074/jbc.m110.164798
Cancer Res.
巻: 71 号: 14 ページ: 4989-4997
10.1158/0008-5472.can-10-4108
J.Neurochem.
巻: 116 号: 5 ページ: 926-935
10.1111/j.1471-4159.2010.07067.x
巻: 286 ページ: 18526-18537
J Neurochem
巻: 116 ページ: 926-935
Cancer Sci.
巻: 101 号: 9 ページ: 2039-2047
10.1111/j.1349-7006.2010.01613.x
10027831670
J Biol Chem.
巻: 285 号: 35 ページ: 27213-27223
10.1074/jbc.m109.087791
J Bid Chem
巻: 285 ページ: 27213-27223
Cancer Sci
巻: 101 ページ: 2039-2047