研究課題
若手研究(B)
ヒト白血病発症において高頻度に遺伝子変異の標的となる転写制御関連分子としてRunx1(AML1)が知られている。本研究では、骨格系形成細胞におけるRunx1に特異的な新規機能を明らかにするために、組織特異的Runx1遺伝子欠損マウス(Prx1-Cre : Runx1^<flox/flox>:)を作製し、これらマウスの解析をおこなった。その結果、10週齢Runx1-cKOの海綿骨の骨密度は、野生型と比較して有意に減少していることが明らかとなった。また、Runx1は間葉系幹細胞において、骨関連因子Osterixの発現制御を介して骨芽細胞分化メカニズムに何らかの関与を有する可能性が示唆された。
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http://www.f.kpu-m.ac.jp/doc/classes/basicmedicine/molecule/236.html