研究課題/領域番号 |
22790510
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
応用薬理学
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
三浦 将吾 東京大学, 医学部・附属病院, 特任助教 (90529182)
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研究期間 (年度) |
2010 – 2011
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研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2011年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2010年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | シグナル伝達 / 発現制御 / 生体分子 / 骨粗鬆症 / 骨芽細胞 / 骨形成 / Wnt / LRP5/6 / Wnt-βcateninシグナル |
研究概要 |
Wnt/Fzdシグナルは、骨芽細胞分化における中心的な役割を担うことが示唆されていたが、その詳細は必ずしも明瞭ではなかった。本研究において、過去に報告されていたβ-catenin経路活性化のみならず、同時にJNK経路阻害が相侯って、骨芽細胞分化を促進することが明らかとなった。さらに、β-catenin経路およびJNK経路の活性化のバランスは、Wntリガンドを受容可能なLRP分子の量により統一的に制御されている可能性が示唆された。また、LRP分子の細胞内動態は、Wnt分子により制御されている可能性が想定された。今後、Wntシグナル伝達とLRP局在制御の連関の解明が、骨芽細胞分化におけるWntシグナル全容解明につながると考えられた。
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