研究課題
若手研究(B)
本研究では、初めにCD109を全身に強く発現させたトランスジェニックマウスを作製しCD109の分子機能の一端を明らかにする事を試みた。本トランスジェニックマウスでは血清に可溶性CD109の著しい増加を認めたほか30%程度の割合で生後1年前後に腫瘍形成を認めた。次にCD109のプロモーター解析を行い、発癌とともにCD109が発現増加する機序を検討した。その結果、一部の細胞株では転写因子のEgr1を介してCD109の発現が増強することが明らかになった。
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