研究課題/領域番号 |
22790547
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
衛生学
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研究機関 | 京都府立医科大学 |
研究代表者 |
友杉 真野 (堀中 真野) 京都府立医科大学, 大学院・医学研究科, 助教 (80512037)
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研究期間 (年度) |
2010 – 2011
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研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2011年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2010年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | 癌 / TRAIL / DR5 / アポトーシス / 予防 / タンパク質分泌機構 / 併用 |
研究概要 |
免疫賦活作用を有する物質を用い、ヒト好中球におけるTRAIL分泌促進効果を検討した結果、酪酸菌を見出した。酪酸菌は、好中球内に蓄積されたTRAILの細胞外への放出を促す働きを有していた。酪酸菌によるTRAIL分泌機構の解明を行った結果、TLRシグナルを介した経路であることと、MMP-8の関与が示唆された。酪酸菌単独投与で癌細胞に対する好中球の細胞傷害活性が増強し、さらにマウスに移植した腫瘍に対して、顕著な腫瘍増殖抑制効果を示した。現在までの成果をまとめ、国際誌へ投稿中である。
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