研究課題/領域番号 |
22790694
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
循環器内科学
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研究機関 | 東京薬科大学 (2011) 東京医科歯科大学 (2010) |
研究代表者 |
佐藤 健吾 東京薬科大学, 生命科学部心血管医科学研究室, 助教 (70549930)
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研究期間 (年度) |
2010 – 2011
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研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2011年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2010年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | 動脈硬化 / 血管作動性物質 / 単球 / マクロファージ / salusin-β / radioimmunoassay / ELISA / サイトカイン |
研究概要 |
単球性白血病細胞株であるTHP-1およびU937細胞はサリューシン-βを合成・分泌していた。また、単球およびマクロファージからサリューシン-βが分泌されていることからサリューシン-βは粥状動脈硬化症においてオートクリン・パラクリン作用を有し、炎症性サイトカインは細胞内プロサリューシンのプロセシングを誘導している可能性があり、動脈硬化治療の新たな標的分子になる可能性が示唆された。Radioimmunoassay系では血中濃度の測定には至っていないため、血中濃度測定可能なサンドイッチELISA系の確立をした。健常人の血漿中サリューシン-β濃度は約1 nmol/Lであった。今後はELISAで動脈硬化性疾患患者のサリューシン-β血中濃度を測定し、病態生理学的意義およびバイオマーカーとしての有用性を検討していく。
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