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炎症性腸疾患の病態におけるガレクチンの免疫調節機能とその治療戦略

研究課題

研究課題/領域番号 22791003
研究種目

若手研究(B)

配分区分補助金
研究分野 小児科学
研究機関順天堂大学

研究代表者

工藤 孝広  順天堂大学, 医学部, 助教 (90365601)

研究期間 (年度) 2010 – 2011
研究課題ステータス 完了 (2011年度)
配分額 *注記
2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
2011年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2010年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
キーワード小児消化器病学 / 炎症性腸疾患 / ガレクチン / Crohn病 / Galectin-9 / サイトカイン
研究概要

小児炎症性腸疾患(IBD)腸管粘膜におけるGalectin(Gal)-1、-3、-9の発現について検討した。対象は初発IBD患児22例(Crohn病: CD10例、潰瘍性大腸炎: UC12例)と正常対照延べ24例。内視鏡検査にCDでは回腸末端、UCではS状結腸、正常対照では両部位の粘膜生検を採取、real time-PCRにてGal-1、-3、-9の発現を比較検討した。炎症粘膜におけるGal-1、-3の発現は有意差を認めなかった。Gal-9の発現は、CDにおいて有意に高かった(p=0.009)が、UCでは有意差はなかった。Gal-9は、Tim3を介して炎症抑制に関わる蛋白である。Gal-9はCrohn病の病態に関与し、炎症粘膜において炎症の波及を抑制している可能性が示唆された。

報告書

(3件)
  • 2011 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2010 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて 2012

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] 小児炎症性腸疾患の腸管粘膜におけるGalectinについての検討2012

    • 著者名/発表者名
      工藤孝広
    • 学会等名
      第8回日本消化管学会総会
    • 発表場所
      仙台国際センター(宮城県)
    • 年月日
      2012-02-11
    • 関連する報告書
      2011 実績報告書 2011 研究成果報告書

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公開日: 2010-08-23   更新日: 2016-04-21  

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