研究課題
若手研究(B)
成人期AD/HDの認知の障害を事象関連電位を用いて明らかにするため54名の注意欠陥多動障害(AD/HD)、43名の統合失調症(SZ)、40名の健常対象群(HC)の比較検討を行った。late Nd(選択的注意の指標)ではletency SZ>HC、N2b(刺激に対する意識的注意)ではletency SZ>HC、P300(随意的情報処理)ではletency SZ>HC、amplitude HC>ADHD>SZと有意差を認め小児AD/HDで報告されることのあるP300の振幅の減衰、潜時の延長に対して今回の成人AD/HD群では潜時の延長が無く成長により認知機能のスピードが回復している可能性を示唆した。
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