研究課題/領域番号 |
22791390
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
整形外科学
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研究機関 | 札幌医科大学 |
研究代表者 |
岡崎 俊一郎 札幌医科大学, 医学部, 助教 (70404647)
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研究期間 (年度) |
2010 – 2011
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研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2011年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2010年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | 関節病学 / 特発性大腿骨頭壊死症 / ステロイド性大腿骨頭壊死症 / アルコール性大腿骨頭壊死症 / 動物モデル / 自然免疫機構 |
研究概要 |
本研究では、特発性大腿骨頭壊死症の発生機序解明を目的とし、その基盤となる特発性大腿骨頭壊死症動物モデルの確立およびその発生機序における自然免疫シグナリングの役割を明らかとするため研究を行った。その結果、(1)ステロイド性大腿骨頭壊死症の発生に荷重は関与していないこと、(2)世界初のアルコール性大腿骨頭壊死症動物モデルの確立、(3)ステロイド性大腿骨頭壊死症の発生には、toll-like receptorのリガンドが必要であること、(4)ステロイド性大腿骨頭壊死症は、ステロイド投与による転写制御因子活性の変動により発生すること、(5)臨床例の検討から、ステロイド性大腿骨頭壊死症の発生には、ステロイド投与後の肝機能の変化により予測可能であることを明らかとした。これらの結果は、特発性大腿骨頭壊死症の発生機序解明に有用な情報と考えられる。
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