研究課題/領域番号 |
22791448
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
麻酔・蘇生学
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研究機関 | 名古屋市立大学 |
研究代表者 |
徐 民恵 名古屋市立大学, 大学院・医学研究科, 助教 (60381886)
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連携研究者 |
浅井 清文 名古屋市立大学, 大学院・医学研究科, 教授 (70212462)
祖父江 和哉 名古屋市立大学, 大学院・医学研究科, 教授 (90264738)
有馬 一 名古屋市立大学, 大学院・医学研究科, 講師 (20254295)
平手 博之 名古屋市立大学, 大学院・医学研究科, 助教 (20363939)
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研究期間 (年度) |
2010 – 2012
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研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2012年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2011年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2010年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 蘇生学 / 蘇生 / 水チャネル / 脳浮腫 |
研究概要 |
脳浮腫の病態のひとつであるアストロサイトの膨張は、低酸素-再酸素化(虚血-再灌流)によって生じる AQP4発現増強に関連する。また、動物モデルにおいても脳虚血により発症する脳浮腫に、AQP4の関与が示唆された。アストロサイトにおける AQP4 の発現増強の機序として、転写因子 NF-kB と p38 MAPK の関与を確認した。さらに、NF-kB の阻害薬(SN-50)あるいは p38 MAPK の阻害薬(SB203580)によりアストロサイトに投与して、低酸素-再酸素化(虚血-再灌流)を起こしたところ、AQP4 の急速な発現上昇が抑制される傾向を得た。今後のさらなる検討が必要であるが、本研究により脳浮腫の調節ができる可能性が示唆された。
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