研究課題/領域番号 |
22791614
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
耳鼻咽喉科学
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研究機関 | 琉球大学 |
研究代表者 |
長谷川 昌宏 琉球大学, 医学(系)研究科(研究院), 助教 (10347156)
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研究期間 (年度) |
2010-04-01 – 2014-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2013年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2012年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2011年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2010年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 内反性乳頭腫 / 扁平上皮抗原 / ヒト乳頭腫ウイルス / Epstein-Barウイルス / インテグレーション / 癌化 / 副鼻腔内反性乳頭腫 / 乳頭腫ウイルス / 扁平上皮癌抗原 |
研究概要 |
鼻副鼻腔内反性乳頭腫は良性腫瘍であるが臨床的に2つの問題点,易再発性(手術切除による再発率:20%),悪性転化(扁平上皮癌への悪性転化:10%),がある。本研究は術前に易再発性,悪性転化のリスクを診断し,術式に反映させることを最終的な目標とした。血中扁平上皮癌抗原(SCCA)が内反性乳頭腫診断,再発診断に有用であった。mRNA発現のSCCA2/1比は,内反性乳頭腫と副鼻腔炎では同等であったが,副鼻腔癌で有意に高値を示し,悪性化と関連する可能性が示唆された。内反性乳頭腫手術例ではHPV陽性率は46.1%であった。内反性乳頭腫発生,癌化に,特にHPV16が関与している可能性が強く示唆された。
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