双方向の再生軸索を含む新しい神経移植法に関する研究

• 研究課題/領域番号: 22791721
• 研究種目: 若手研究(B)
• 配分区分: 補助金
• 研究分野: 形成外科学
• 研究機関: 大阪大学
• 研究代表者: 谷川 知子 大阪大学, 医学部附属病院, 医員 (00571407)
• 研究期間 (年度): 2010 – 2012
• 研究課題ステータス: 完了 (2012年度)
• 配分額: 3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円); 2012年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円); 2011年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円); 2010年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
• キーワード: 神経移植 / 顔面神経再建 / 双方向の再生軸索

研究概要

本研究は顔面神経欠損に対する新たな概念に基づいた術式の開発に向けての動物モデルを用いた研究である。臨床においては顔面神経と舌下神経のネットワークをより少ない移植神経で、より簡便に作成するのが目的である。本術式の特徴的な点は一本の移植神経内に双方向の軸索再生を期待する点である。マウスを用いたモデルを作成し、複数の神経源から一本の移植神経に双方向の軸索再生が起こるこの現象を証明できた。現在ラットの顔面神経モデルの研究を進めている途中である。