研究概要 |
ジルコニアは,審美修復治療に用いられる材料の一つとなってきた.この課題の一つとしてジルコニアと陶材の破折があげられる.本研究は,ジルコニア表面が作製されてからの経時的変化により陶材との接着力が変化するかどうかの検証を行った.さらに,ジルコニアに対し紫外線領域の光を照射することで,ジルコニアと陶材の接着力に影響を及ぼすか検討を行った.ジルコニア表面は時間依存的に経過することで炭素量が増加した.紫外線領域の光をジルコニア表面に照射することで,炭素量を減少させ陶材との接着力の増加につながった.
|