研究課題/領域番号 |
22791953
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
外科系歯学
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研究機関 | 秋田大学 |
研究代表者 |
桑島 精一 秋田大学, 医学部, 助教 (40569448)
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研究期間 (年度) |
2010 – 2011
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研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2011年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2010年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
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キーワード | がん / 骨髄抑制 / アジュバンド / MDSC / TLR / CpG / サイトカイン / 免疫 |
研究概要 |
【平成22年度】(1)悪性黒色腫株のB16melanoma(以下、B16)を購入し、培養にて増殖させ保存した。(2)抗腫瘍薬である5-FUをマウスに投与し、7日目前後でnadirといわれる骨髄抑制が起こることを確認した。(3)免疫賦活剤でアジュバンド効果のあるCpGをマウスに投与して、炎症性サイトカインが生産されることを確認した。 【平成23年度】(1)B16を野生型マウスに皮下注射し、生着することを確認した。(2)末梢血液中に8%程度常在するGr-1陽性CD11b陽性細胞(myeloid derived suplessive cells=MDSC)が、5-FU投与後の好中球減少症、所謂nadirである7日前後では4%以下に減少していた。5-FUの抗腫瘍効果を維持しつつ、nadirを補償する目的で、5-FUを投与する前にCpGを投与した。その結果、MDSCはnadirでも20%程度にまで増加していた。
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