研究課題/領域番号 |
22820004
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研究種目 |
研究活動スタート支援
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
西洋史
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研究機関 | 徳島大学 |
研究代表者 |
吉岡 宏祐 徳島大学, 大学院・ソシオ・アーツ・アンド・サイエンス研究部, 講師 (30583306)
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研究期間 (年度) |
2010 – 2011
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研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
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配分額 *注記 |
2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
2011年度: 949千円 (直接経費: 730千円、間接経費: 219千円)
2010年度: 1,391千円 (直接経費: 1,070千円、間接経費: 321千円)
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キーワード | アファーマティブ・アクション / 多様性の管理 / 産学協同体制 / 教育と雇用の接合 / グラッツ対ボリンジャー訴訟 / グラッター対ボリンジャー訴訟 / 住民発案 / 「優遇措置」 / 「多様性の管理」 / 産学協同体勢 / グラッツ訴訟とグラッター訴訟 |
研究概要 |
本研究は、これまで個別に扱われてきた教育と雇用の分野におけるアファーマティブ・アクション双方に焦点をあて、「多様性の管理」の言説がどのような議論のもとで大学において立ち現れたのかを考察するべく、合衆国経済界と大学との関係性について考察を行ったものである。その際、具体的な考察対象として、ミシガン大学における方策の是非を巡って争われた二つの合衆国最高裁判決と裁判所に提出された法廷助言書を扱った。その上で、多様性が様々な思惑や意図を付与されたマジック・ワード的な概念であり、その解釈いかんによって企業と大学との紐帯の強弱が規定されていた実態を明らかにした。
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