研究課題
研究活動スタート支援
パウリ・フィールツ模型は、外力ポテンシャル中を運動する非相対論的な量子的粒子と量子電磁場の相互作用を記述する。本研究では、相互作用の強さを表す結合定数が十分小さいとき、パウリ・フィールツ模型の基底状態(最低エネルギーの状態またはハミルトニアンのスペクトルの下限の固有値)が非存在になることを示した。また基底状態が非存在になるための結合定数の大きさの限界を求めることができた。
すべて 2011 2010
すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件) 学会発表 (3件)
Journal of Mathematical Physic
巻: 52 号: 6 ページ: 62104-62104
10.1063/1.3598465