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マダニ宿主探知プロセスに関与する分子基盤の解明

研究課題

研究課題/領域番号 22880044
研究種目

研究活動スタート支援

配分区分補助金
研究分野 応用獣医学
研究機関独立行政法人農業・食品産業技術総合研究機構

研究代表者

山地 佳代子  独立行政法人農業・食品産業技術総合研究機構, 畜産草地研究所・草地管理研究領域, 研究員 (40554275)

研究期間 (年度) 2010 – 2011
研究課題ステータス 完了 (2011年度)
配分額 *注記
3,146千円 (直接経費: 2,420千円、間接経費: 726千円)
2011年度: 1,508千円 (直接経費: 1,160千円、間接経費: 348千円)
2010年度: 1,638千円 (直接経費: 1,260千円、間接経費: 378千円)
キーワードマダニ / 宿主探知プロセス / ハラー氏器官
研究概要

本研究課題にてHaemaphysalis longicornisより単離した分子(HlOr)は7回膜貫通型構造を保持する可能性が示唆され、昆虫で既に単離されている嗅覚レセプターに相同性を示した。HlOrの遺伝子発現組織をRT-PCRにて解析した結果、ハラー氏器官がある第1脚において発現が確認されたが、第2~ 4脚では検出されなかった。また、鋏角、中腸および唾液腺においても発現が確認されたため、嗅覚レセプター以外の機能も持つ可能性も示唆された。さらに免疫組織蛍光抗体法によるHlOrのマダニ体内における局在の特定では、ハラー氏器官において陽性反応が検出された。次に新規嗅覚関連遺伝子の同定を行うため、ハラー氏器官をターゲットとした次世代シーケンス解析を実施した結果、いくつかの候補遺伝子の断片が確認された。これまでマダニでは嗅覚レセプターはほとんど報告されていないことから、本研究成果はマダニ宿主探知プロセスの解明に向けた有力な成果であるといえる。

報告書

(3件)
  • 2011 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2010 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて 2011

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] マダニ宿主探知プロセスに関与する候補分子の検証2011

    • 著者名/発表者名
      山地佳代子、芳賀聡、石崎宏
    • 学会等名
      第63回日本衛生動物学会大会
    • 発表場所
      国立感染症研究所(東京都)
    • 年月日
      2011-04-15
    • 関連する報告書
      2011 実績報告書 2011 研究成果報告書

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公開日: 2010-08-27   更新日: 2016-04-21  

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