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消防吏員の女性比率低水準の要因分析とキャリアパスの具現化

研究課題

研究課題/領域番号 22K12651
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分80030:ジェンダー関連
研究機関日本体育大学

研究代表者

中澤 真弓  日本体育大学, 保健医療学部, 准教授 (40794954)

研究期間 (年度) 2022-04-01 – 2025-03-31
研究課題ステータス 交付 (2023年度)
配分額 *注記
2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
2024年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2023年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2022年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
キーワードジェンダー / キャリアパス / 消防 / 女性 / 救急 / 医療
研究開始時の研究の概要

2015年、女性の職業生活における活躍の推進に関する法律の制定により、総務省消防庁では、2015年当時2.4%であった全消防吏員に占める女性の割合を、2026年までに倍増の5%とする数値目標を示した。2020年4月現在、女性消防吏員の割合は3%まで増加したが、伸び率は毎年0.1から0.2ポイントの増加にとどまっており、全国726消防本部中154本部は女性消防吏員が在籍していない。本研究は、女性消防吏員の採用・勤務・キャリアプランの実態を明らかにし、課題を分析することにより、女性消防吏員の比率を国の目標数値を達成させることについて具体的な政策提言を行う。

研究実績の概要

情報収集活動として、2023年7月の日本臨床救急医学会総会・学術集会、10月のJFFW(Japan Fire Fighting Women’s Club交流会、11月の日本救急医学会総会学術集会に出席した。これまでのこれまでの研究成果を踏まえ、2024年2月に開催された第32回全国救急隊員シンポジウムにおいて、シンポジウム「女性救急隊員の活躍と今後の展望~女性職員の活躍の取り組み」の演者として「女性救急救命士 活躍推進を目指した救急救命士養成大学としてのライフキャリア教育」について発表を行った。2023年10月に開催された米国ワシントン州キング郡の女性消防官採用イベント「future women in EMS/Fire workshop」の視察を依頼するも収容人員の関係で頓挫し、4月開催のワークショップ視察の計画樹立、準備を行った。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

3: やや遅れている

理由

女性消防官のキャリアパスの日米比較の参考とするため、2023年10月に開催された米国ワシントン州キング郡の女性消防官採用イベント「future women in EMS/Fire workshop」の視察を計画し、事務担当者と折衝していたが受入れの要請を断られ、次回に延期となった。

今後の研究の推進方策

2024年4月、米国ワシントン州キング郡における女性消防官採用イベント「future women in EMS/Fire workshop」を視察し、関係者にインタビューを行った。その結果に加え、先行研究をレビューし、報告書をまとめる予定である。また、本視察結果は関連雑誌への投稿及び学会発表で公表する。

報告書

(2件)
  • 2023 実施状況報告書
  • 2022 実施状況報告書
  • 研究成果

    (3件)

すべて 2024 2023 2022

すべて 学会発表 (3件)

  • [学会発表] 救急救命士養成大学における 女性活躍推進のためのライフキャリア教育の実践2024

    • 著者名/発表者名
      中澤 真弓
    • 学会等名
      第32回全国救急隊員シンポジウム
    • 関連する報告書
      2023 実施状況報告書
  • [学会発表] 救急救命士養成大学としての災害医療人の育成2023

    • 著者名/発表者名
      中澤真弓 坂田健吾 原田 諭 小倉勝弘 宇田川美南 三橋正典 久保敦士 成川憲司 鈴木 健介 小川 理郎
    • 学会等名
      第28回日本災害医学会総会・学術集会
    • 関連する報告書
      2022 実施状況報告書
  • [学会発表] 救急救命士養成大学における 女性活躍推進のためのライフキャリア教育の実践2022

    • 著者名/発表者名
      中澤真弓 小倉勝弘 原田諭 土肥莉里香 宇田川美南 坂田健吾 三橋正典 成川憲司 鈴木健介 小川理郎
    • 学会等名
      第50回日本救急医学会総会・学術集会
    • 関連する報告書
      2022 実施状況報告書

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公開日: 2022-04-19   更新日: 2024-12-25  

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