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整形外科外傷包括的レジストリーシステム構築と臨床コホート応用の戦略的研究

研究課題

研究課題/領域番号 22K16750
研究種目

若手研究

配分区分基金
審査区分 小区分56020:整形外科学関連
研究機関帝京大学

研究代表者

乾 貴博  帝京大学, 医学部, 助手 (10724213)

研究期間 (年度) 2022-04-01 – 2025-03-31
研究課題ステータス 交付 (2023年度)
配分額 *注記
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2024年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2023年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2022年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
キーワード整形外科外傷 / レジストリ / 外傷センター / コホート研究
研究開始時の研究の概要

本研究では、手術を要する整形外科外傷患者を対象としたユニバーサルなレジストリシステムを構築し、複数の施設においてデータを収集する前向きコホート研究を行う。これまで明らかではなかった、整形外科外傷領域における、手術後の実態を詳細に明らかとする。そして外傷の機能予後・生命予後に影響する因子を明らかにすることによって、外傷後遺障害の発生を最少化する方法を知る。本研究のデータを解析し得られた知見を学会・論文を通じて発表し日本の診療の質の向上を図る。

研究実績の概要

本研究は、当院および関連施設で整形外傷に対する手術を受けた症例を対象とした横断的・縦断的な前向きコホート研究である。外傷患者は複数の外傷を同時に 受傷することが多く、単一の疾患や手術のレジストリとは異なるデータの入力システムを構築する必要があり、整形外科・外傷センターの責任者の間で採取する データ内容を決定した。 損傷は骨折・脱臼・脊椎外傷・脊髄損傷・軟部組織損傷・インプラント周囲骨折にまず分類し、AO分類、OTA-OFC分類をベースに入力するシステムとした。受傷 機転・搬送経路・修正Charlson indexをベースにした併存症の評価・受傷前の思い出しBarthel indexなどを入力すべき患者特性とした。アウトカムとして全体 的なQOL尺度であるSF-8、下肢のQOL尺度であるLEFS、上肢のQOL尺度であるQuick DASHなどを損傷にあわせて入力するシステムとした。これらをViedoc社の Electronic Data Capture(EDC)システムで入力構造を未来研究支援センターと共に作製し倫理委員会の承認を得て、Viedocシステムを使用して運用を開始して いる。
北欧ではuniversalな レジストリを運用しているというアドバイスがあり、調査受け入れ先を探すため北欧の研究者にコンタクトをとっている。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

3: やや遅れている

理由

患者データ入力は順調であるが、北欧調査の受け入れ先がまだ決まっていない。

今後の研究の推進方策

実際の患者データの入力を進め、フォローアップ率の算出やレジストリの問題点、改善点を明らかにしていきたい。2施設目のレジストリ運用を目指し、倫理申請および運用方法構築を目指していく。

報告書

(2件)
  • 2023 実施状況報告書
  • 2022 実施状況報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて 2024

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] 外傷センターにおけるレジストリの開発と運用の実態:前向きコホート研究(TARGET)2024

    • 著者名/発表者名
      乾貴博
    • 学会等名
      第50回日本骨折治療学会学術集会
    • 関連する報告書
      2023 実施状況報告書

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公開日: 2022-04-19   更新日: 2024-12-25  

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