研究課題/領域番号 |
22K19614
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研究種目 |
挑戦的研究(萌芽)
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
中区分57:口腔科学およびその関連分野
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研究機関 | 新潟大学 |
研究代表者 |
寺尾 豊 新潟大学, 医歯学系, 教授 (50397717)
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研究分担者 |
中馬 吉郎 新潟大学, 自然科学系, 研究教授 (40372263)
牛田 晃臣 新潟大学, 自然科学系, 准教授 (10582976)
土門 久哲 新潟大学, 医歯学系, 准教授 (00594350)
前川 知樹 新潟大学, 医歯学系, 研究教授 (50625168)
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研究期間 (年度) |
2022-06-30 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2023年度)
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配分額 *注記 |
6,500千円 (直接経費: 5,000千円、間接経費: 1,500千円)
2023年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
2022年度: 3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
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キーワード | ナノバブル / マクロライド |
研究開始時の研究の概要 |
ワクチンの副反応から接種を忌避する問題が浮上している.そこで,ワクチン副反応を予防・治療する免疫調節薬の開発を試みる.マクロライド系薬には,免疫系を正常に維持する調節作用がある.しかし,マクロライドは耐性菌が激増したため,使用制限が課されている.申請者は抗菌作用が低下したマクロライド改変体ライブラリを有している.ライブラリから,抗菌作用が無く免疫調節作用のみを有する改変体を選出する.そして,ワクチン副反応に対する予防・治療効果を検索するさらに,マクロライドが呈する難溶性により,生体での吸収性と移行性が低下する課題を解決するため,ナノバブル化技術を応用する.
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研究成果の概要 |
申請調書に記載した研究計画に基づき実験を開始し,その中間成果を9回の学会発表で公表した.そして,それら学会発表の中間成果と討論を踏まえ,8編の英語の国際学術論文を執筆し,受理公表されるに至っている.すなわち,申請調書にて計画した成果の発表が,おおむね順調に達成できていることが,客観的に数値で示すことができている.以上に加え,得られた成果のアウトリーチ活動も励行し,公立中学校での無料出前授業も実施済みである.また,アウトリーチ活動の一環として,成果のNHKテレビや新聞者の取材を受ける等の社会還元活動も申請調書の公約に基づき実施できている.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
インパクトファクターの付された査読付きの国際学術ジャーナル(Microbiology and Immunology, iScience, Microbiology and Immunology, Cytokine, Diagnostics, Microbiology Spectrum, Journal of Biological Chemistry, Microorganisms, PLOS ONE)に投稿し,10編の英語の国際学術論文の全てが受理され,公表されるに至っている.本研究成果は,学術界や社会に新規知見の供与をもたらした.
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