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光-電子相関顕微鏡観察のための3次元ターゲティング法の開発

研究課題

研究課題/領域番号 22K20741
研究種目

研究活動スタート支援

配分区分基金
審査区分 0802:生体の構造と機能およびその関連分野
研究機関山口大学

研究代表者

吉村 安寿弥  山口大学, 大学院医学系研究科, 講師 (90467340)

研究期間 (年度) 2022-08-31 – 2024-03-31
研究課題ステータス 完了 (2023年度)
配分額 *注記
2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
2023年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2022年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
キーワード電子顕微鏡 / 光-電子相関顕微鏡法
研究開始時の研究の概要

光-電子相関顕微鏡法は分子の位置情報と微細形態の相関を可能にする重要な手法であるが、例えば組織などの大きな試料においては蛍光標識した微小な領域を電子顕微鏡試料中で探し出すことは容易ではない。本研究は、光学顕微鏡観察によって特定した試料中の目的領域の微細形態を効率的に取得するための3次元ターゲティング法の開発を目指す。

研究成果の概要

光学顕微鏡、電子顕微鏡試料中で検出できる蛍光標識を用いて、目的領域を段階的に絞り込むターゲティング法の原理実証実験を行った。光学顕微鏡、連続切片撮影法(アレイトモグラフィー)を用いることで、電子顕微鏡試料調製前後の蛍光標識の位置を取得し相関した。その結果、光学顕微鏡のみを用いたターゲティングが可能であることが示された。

研究成果の学術的意義や社会的意義

立体的に大きな試料における光-電子相関顕微鏡法(CLEM)には、目的領域のターゲティングに先端的設備を要する、電子観察のデータサイズが増大しスループットが低くなるなどの問題点がある。本課題で実現されたターゲティング法は、一般的な蛍光観察のみを用いて実行可能なもので、手法の簡略化、自動化を図り汎用性を高めることで、3次元でのCLEMを効率化することが期待される。

報告書

(3件)
  • 2023 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2022 実施状況報告書

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公開日: 2022-09-01   更新日: 2025-01-30  

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