研究課題
基盤研究(B)
長時間トラップ型移動度測定装置を開発し反応追跡が可能となった。食塩水微粒子の測定では、食塩濃度に依存した2時間の大気中蒸発塩析出・湿潤過程が観測された。従来の測定では完全な球状のものしか構造がわからず、塩析出などはわからなかった。さらに構造が揃っている市販のポリスチレン粒子を新規開発したイオン化法を用いて測定したところ、2時間以上の電荷保存とumサイズの粒子を重力に対抗してトラップ出来るだけの荷電が確認でき、環境微粒子の直接測定も可能であることが示せた。また高度制御型高周波・直流ハイブリッド電源を開発し、従来の10倍の20mm程度の移動も実現し、高精度測定も可能になった。
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