研究課題/領域番号 |
23310190
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
地域研究
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研究機関 | 大阪学院大学 |
研究代表者 |
渡辺 千香子 大阪学院大学, 国際学部, 准教授 (40290233)
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研究分担者 |
辻 彰洋 独立行政法人国立科学博物館, 植物研究部, 研究主幹 (40356267)
内田 悦生 早稲田大学, 理工学術院, 教授 (40185020)
本郷 一美 総合研究大学院大学, 先導科学研究科, 准教授 (20303919)
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連携研究者 |
三輪 信哉 大阪学院大学, 国際学部, 教授 (40145545)
高井 啓介 東京大学大学院, 人文社会系研究科, 研究員 (00573453)
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研究期間 (年度) |
2011-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
17,420千円 (直接経費: 13,400千円、間接経費: 4,020千円)
2013年度: 5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2012年度: 5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2011年度: 7,280千円 (直接経費: 5,600千円、間接経費: 1,680千円)
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キーワード | メソポタミア / 粘土板 / 古環境 / 塩害 / 珪藻 / 国際研究者交流 / イラク:イギリス:オーストリア / 砂漠化 / イラク:イギリス / イギリス:アメリカ:イラク |
研究成果の概要 |
現代のイラクで深刻な問題となっている塩害と砂漠化について論じるには、世界最古の都市化と急激な人口増加に見舞われた古代メソポタミアの環境変化を明らかにすることが重要である。本研究は粘土板に使われた胎土の分析を通して、高精度な時間軸上に古代の水環境変化を復元する可能性を追究した。河川堆積土から作られた粘土板胎土に含まれる珪藻は、プロキシとして古代の水の塩分濃度を示す可能性がある。同時に、粘土板の胎土が出土地に由来することを裏付けるため、非破壊による胎土の化学分析を行なった。また現代イラクで生じている塩害について衛星画像データから分析し、古代の塩害に関するコンピュータ・モデリングに活用した。
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