研究課題/領域番号 |
23320106
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
日本語教育
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研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
玉岡 賀津雄 名古屋大学, その他の研究科, 教授 (70227263)
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研究分担者 |
宮岡 弥生 広島経済大学, 経済学部, 教授 (10351975)
時本 真吾 目白大学, 外国語学部, 教授 (00291849)
酒井 弘 広島大学, 大学院・教育学研究科, 教授 (50274030)
杉村 泰 名古屋大学, 大学院・国際言語文化研究科, 准教授 (60324373)
林 炫情 (林 〓情 / 林 ひょん情) 山口県立大学, 国際文科学部, 教授 (30412290)
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研究期間 (年度) |
2011-04-01 – 2014-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
18,980千円 (直接経費: 14,600千円、間接経費: 4,380千円)
2013年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2012年度: 4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2011年度: 12,870千円 (直接経費: 9,900千円、間接経費: 2,970千円)
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キーワード | 超級日本語学習者 / ERP / 超級学習者 / 同形同義語 / かき混ぜ語順 / 事象関連電位 / 能動態・受動態 / 漢語サ変動詞 / のが交替 / 名詞句 / 異言語間の語彙活性化 / 文処理方略 / 心理言語学 / 脳科学実験 |
研究概要 |
本課題では,超級日本語学習者が日本語の多様な文の構造を正確かつ円滑に処理しているかを明らかにしようと試みた。脳科学実験を通して,超級学習者の処理過程が母語話者とどのように異なるかを検討し,彼らの十全なコミュニケーションの実現に貢献することを目指した。一連の実験を通して,バイリンガルの非選択的語彙アクセスは,統語情報へのアクセスにまで及ぶことが分かった。超級に達した日本語学習者であっても,母語の中国語と同形同義語が日本語で提示されると,その語が日本語に存在しない中国語の統語情報であっても,非選択的・自動的に統語情報にアクセスしてしまい,誤った判断を誘発することが明らかになった。
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