研究課題/領域番号 |
23330196
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
社会心理学
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研究機関 | 追手門学院大学 (2013-2014) 広島大学 (2011-2012) |
研究代表者 |
浦 光博 追手門学院大学, 心理学部, 教授 (90231183)
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研究分担者 |
入戸野 宏 広島大学大学院, 総合科学研究科, 准教授 (20304371)
小川 景子 広島大学大学院, 総合科学研究科, 准教授 (70546861)
金政 祐司 追手門学院大学, 心理学部, 教授 (70388594)
荒井 崇史 追手門学院大学, 心理学部, 講師 (50626885)
柳澤 邦昭 京都大学, こころの未来研究センター, 研究員 (10722332)
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研究期間 (年度) |
2011-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
18,330千円 (直接経費: 14,100千円、間接経費: 4,230千円)
2014年度: 4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2013年度: 4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2012年度: 4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2011年度: 3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
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キーワード | 社会的痛み / 社会的排斥 / 評価過程 / 制御過程 / 検出段階 / 心理社会的資源 / 個人内過程 / 個人間過程 / 自己 / 愛着スタイル / 調整機能 / 二過程モデル / 社会神経科学 / ノスタルジア / 検出能力 / サイコパシー傾向 / 一般的信頼 / 排斥検知 / 認知的処理過程 / 情動処理過程 / 攻撃的反応 / ERP / EMG / サイコパシー / 排斥のインパクト評価 / 排斥のインパクト制御 / ERP / EEG / fMRI / NIRS / サイコイパシー |
研究成果の概要 |
本研究では大きく次の3点が明らかとなった。(1)被排斥後経験の個人内過程として従来の研究で想定されてきたインパクトの評価過程と制御過程の前段階として,排斥の検出過程が想定できる。(2)インパクト評価と制御とでは異なる心理社会的資源がそれぞれの機能を担っている。評価にかかわる資源として特性的自尊心の効果が確認された。制御にかかわる資源として一般的信頼,時間的距離ならびに幼少期の社会経済的地位の効果が確認された。(3)被排斥経験後の個人間過程において,他者の笑顔は他者からの受容可能性を示すものとして捉えられるため向社会的行動を引き起こしがちであるが,排斥者の笑顔は被排斥者の攻撃性を惹起する。
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