研究課題/領域番号 |
23360076
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
設計工学・機械機能要素・トライボロジー
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研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
澤江 義則 九州大学, 工学(系)研究科(研究院), 教授 (10284530)
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研究分担者 |
中嶋 和弘 九州大学, 大学院・工学研究院, 助教 (70315109)
渡辺 正夫 北海道大学 (30274484)
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研究期間 (年度) |
2011-04-01 – 2014-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
18,980千円 (直接経費: 14,600千円、間接経費: 4,380千円)
2013年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
2012年度: 4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2011年度: 12,090千円 (直接経費: 9,300千円、間接経費: 2,790千円)
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キーワード | トライボロジー / 細胞・組織 / 関節軟骨 / 潤滑 / 移植・再生医療 / 摩擦 / メカノトランスダクション |
研究概要 |
軟骨組織から取り出した軟骨細胞をアガロースゲル内に分散し3次元培養した再生軟骨モデルの表面に,プラスチックローラーを用いて摺動(摩擦)負荷を加え,再生組織表面への潤滑機能の構築と,組織の健全性に及ぼす影響を評価した.その結果,組織表面に加わる適度な摺動負荷は,組織形成を促進するだけで無く,組織内に生体軟骨に見られるような構造的異方性の形成を促すことが示された.また組織表面の潤滑性は確認できなかったものの,潤滑の破綻により5%程度のせん断ひずみが組織に生じると,細胞の一部が死んでしまい組織がダメージを受ける可能性が示された.
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