研究課題
基盤研究(B)
無線通信機器の小型化、軽量化、及び多機能化・高性能化の要求に伴うCMOS集積回路の微細化、高速化、低消費電力化において、低電源電圧化による従来のA/D変換に基づくアプローチの限界を克服する必要がある。本研究では、自然界の生物の感覚器に見られる確率共鳴型信号検出の実用化の一歩として、確率的並列型A/D変換器の線形性改善を検討した。具体的には、コンパレータのオフセット電圧分布を意図的に操作することにより、分布の非線形性を低減できることを示した。この他、確率的A/D変換方式の応用の1つとして、マルチビットΔΣ変調器の量子化器への適用も検討し、内部D/A変換器誤差補正の可能性を示した。
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