研究課題/領域番号 |
23360316
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
材料加工・処理
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
古原 忠 東北大学, 金属材料研究所, 教授 (50221560)
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研究分担者 |
宮本 吾郎 東北大学, 金属材料研究所, 准教授 (60451621)
紙川 尚也 東北大学, 金属材料研究所, 助教 (30530894)
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研究期間 (年度) |
2011-11-18 – 2014-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
2013年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2012年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 逆変態 / 結晶学 / 相平衡 / 核生成・成長 / マルテンサイト / 拡散変態 / 組織微細化 / 元素分配 / 加熱制御 / 非平衡 / せん断型変態 / EBSD / Fe-Ni合金 / その場観察 |
研究概要 |
加熱制御した鉄鋼の逆変態挙動を,(1) 初期組織の影響,(2)元素の非平衡分配,(3)結晶学的拘束の観点で検討した. Fe-高Ni合金では初期組織の粒界が逆変態後も保存されるオーステナイトメモリー効果を伴うせん断型逆変態が起こること,逆変態時にオーステナイト中に高密度の転位が導入された後オーステナイトが再結晶することが明らかとなった.Fe-C-Mn合金のマルテンサイトを初期組織とした場合,逆変態オーステナイトは針状と塊状という2種類の形態をとり,両者は結晶学的にも異なること,塊状オーステナイト中の炭素濃化は著しく高い非平衡値に達した後Mnの分配を伴い平衡状態に近づくことなどが分かった.
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