研究課題/領域番号 |
23390011
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
物理系薬学
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
宇野 公之 大阪大学, 薬学研究科(研究院), 教授 (00183020)
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研究分担者 |
青山 浩 大阪大学, 大学院・薬学研究科, 准教授 (60291910)
山下 沢 大阪大学, 大学院・薬学研究科, 招聘准教授 (70398246)
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研究期間 (年度) |
2011-04-01 – 2014-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
18,590千円 (直接経費: 14,300千円、間接経費: 4,290千円)
2013年度: 5,330千円 (直接経費: 4,100千円、間接経費: 1,230千円)
2012年度: 5,850千円 (直接経費: 4,500千円、間接経費: 1,350千円)
2011年度: 7,410千円 (直接経費: 5,700千円、間接経費: 1,710千円)
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キーワード | 薬物代謝 / シトクロムP450 / 一塩基多型 / 共鳴ラマン分光 / シトクロムP450 / X線結晶構造解析 |
研究概要 |
シトクロムP450(CYP)は薬物代謝の中心的役割を演じる重要な酵素であり、5種のヒト肝CYPによって市販薬物の90%以上が代謝される。本研究では、5種のCYPが薬物代謝の連鎖にどのようにかかわるかを調べた。抗うつ薬アミトリプチリンは主としてCYP1A2、2C19、2D6で代謝されるが、構造が類似しているにもかかわらず、その代謝産物ノルトリプチリンに対する代謝活性は低下することが分かった。また、2C19とアミノ酸配列や立体構造がほぼ同一の2C9はアミトリプチリンをほとんど代謝しないが、その薬物特異性は72位アミノ酸の塩基性によって支配されていることを明らかにした。
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