研究課題/領域番号 |
23390013
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
物理系薬学
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研究機関 | 東京工業大学 (2012-2013) 学習院大学 (2011) |
研究代表者 |
中村 浩之 東京工業大学, 資源化学研究所, 教授 (30274434)
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研究分担者 |
佐藤 伸一 東京工業大学, 資源化学研究所, 助教 (20633134)
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連携研究者 |
鈴木 実 京都大学, 原子炉実験所, 教授 (00319724)
潘 鉉承 学習院大学, 理学部, 助教 (60433710)
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研究期間 (年度) |
2011-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
18,590千円 (直接経費: 14,300千円、間接経費: 4,290千円)
2013年度: 6,500千円 (直接経費: 5,000千円、間接経費: 1,500千円)
2012年度: 5,720千円 (直接経費: 4,400千円、間接経費: 1,320千円)
2011年度: 6,370千円 (直接経費: 4,900千円、間接経費: 1,470千円)
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キーワード | 中性子捕捉療法 / リポソーム / ドラッグデリバリーシステム / ホウ素ナノカプセル / ドラッグデリバリー / ホウ素 / がん治療 / 低侵襲 / 有機化学 / 癌 |
研究成果の概要 |
中性子捕捉療法は、低エネルギーである熱・熱外中性子がホウ素との核反応により生ずる強力な粒子線を用いてがん細胞を殺傷する治療法であり、正常組織へのダメージもきわめて低く、治療後の患者への負担が極めて小さい特徴をもつ。本研究では、蛍光標識ホウ素脂質を合成し、そのリポソームを用いて生体内局在を明らかにした。また、ホウ素脂質DSBLを10%含むホウ素ナノカプセルが血中滞留性が最も良いことが分かった。BSHを内封したホウ素ナノカプセルをがん移植マウスに投与したところ、このホウ素リポソームは高濃度で腫瘍内に蓄積し、中性子照射によって高い抗腫瘍効果が得られた。
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