研究課題/領域番号 |
23401049
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 海外学術 |
研究分野 |
文化人類学・民俗学
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研究機関 | 安田女子大学 |
研究代表者 |
西原 明史 安田女子大学, 現代ビジネス学部, 准教授 (60274411)
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研究分担者 |
金 俊華 近畿大学九州短大, 保育科, 教授 (30284459)
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研究協力者 |
サマット アスラ 哈密地区非物質文化遺産保護研究センター, 所長
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研究期間 (年度) |
2011-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
8,450千円 (直接経費: 6,500千円、間接経費: 1,950千円)
2015年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2014年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2013年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2012年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2011年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | ウイグル族 / 漢族 / 中国 / フィールドワーク / 民族意識 / 哈密 / イスラム / 共生 / 哈密地区 / 現代ウイグル文学 / 文献研究 / アイデンティティ形成 / 民族関係 / 新疆ウイグル自治区 / 漢民族 / イスラーム / 国際情報交換 / バイリンガル教育 / ウイグル族のアイデンティティ / 独自のイスラーム / 国際情報交流 / 参与観察 / 民族独立運動 / 共生のメカニズム / ウイグル族の民族意識 / ウイグル族独自のイスラーム / バイリンガルクラス / 内地留学制度 / 親密圏 / 哈密地区非物質文化遺産保護センター / 民族問題 / 多文化共生 / 教育 |
研究成果の概要 |
本研究は新疆におけるウイグル族と漢民族の「共生メカニズム」構築を目指すものであり、以下の仮説を提案することができた。新疆東部哈密地区では、漢族とウイグル族が日常生活において互いに譲歩と妥協を行っている。そのため両者の間にある程度の「信頼関係」があり、それを背景に相手側が期待する公民像を演じ合っている。またウイグル族の都市エリートと近郊農民の間には強固な絆や敬意があり、それによって自己肯定感や承認意識を得ている。このように民族内外で築いた信頼関係を基に「安定した」自我を獲得し、漢族との間に比較的良好な民族関係を築くというプロセスを哈密において発見したことが、本研究の成果である。
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