研究課題/領域番号 |
23402015
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 海外学術 |
研究分野 |
政治学
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研究機関 | 神戸大学 |
研究代表者 |
木村 幹 神戸大学, その他の研究科, 教授 (50253290)
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研究分担者 |
浅羽 祐樹 新潟県立大学, 国際地域学部, 教授 (70403912)
金 世徳 芦屋大学, 教育学部, 准教授 (80600098)
田中 悟 神戸大学, 大学院国際協力研究科, 特別研究員 (90526005)
田中 悟 神戸大学, その他の研究科, 准教授 (90526055)
酒井 亨 金沢学院大学, 経営情報学部, 准教授 (90645350)
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研究期間 (年度) |
2011-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
10,660千円 (直接経費: 8,200千円、間接経費: 2,460千円)
2015年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2014年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2013年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
2012年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
2011年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | 韓国 / 民主化 / 権威主義体制 / 全斗煥政権 / 第5共和国 / ナショナリズム / 日韓関係 / 第5共和国 / 政治学 |
研究成果の概要 |
本研究が明らかにしたのは、全斗煥政権が当時の状況に対して、如何なる主観的認識を持ち、どう対処しようとしたか、それが結果として、当時の韓国社会におけるどのようなイデオロギー的変化を齎したか、である。その結果は次のように要約する事が出来る。 1)同政権は1980年代初頭における政治的弾圧をも駆使した結果得られた、政治的安定を大きく評価し、ゆえに多少の民主化運動の許容は、政権の基盤を揺るがさないものと考えた。2)政権内部にではこのような理解には大きな対立はなかった。3)しかしながら、実際にはこの結果行われた民主化運動は政権側の予想を超えて拡大した。4)この誤算が韓国の民主化実現に大きく貢献した。
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