研究課題/領域番号 |
23402054
|
研究種目 |
基盤研究(B)
|
配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 海外学術 |
研究分野 |
社会心理学
|
研究機関 | 関西学院大学 |
研究代表者 |
野波 寛 関西学院大学, 社会学部, 教授 (50273206)
|
研究分担者 |
田代 豊 名桜大学, 国際学部, 教授 (20441959)
坂本 剛 名古屋産業大学, 環境情報学部, 准教授 (30387906)
大友 章司 甲南女子大学, 人間科学部, 准教授 (80455815)
|
研究期間 (年度) |
2011-04-01 – 2014-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
|
配分額 *注記 |
14,820千円 (直接経費: 11,400千円、間接経費: 3,420千円)
2013年度: 4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2012年度: 6,110千円 (直接経費: 4,700千円、間接経費: 1,410千円)
2011年度: 4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
|
キーワード | 正当性 / コモンズ / 権利 / 沖縄 / 内モンゴル自治区 / シミュレーション・ゲーミング / 日中比較 / 迷惑施設 / NIMBY / 合意形成 / 当事者と非当事者 / 管理権 / 公共政策 / 沖縄県 |
研究概要 |
コモンズの管理では、誰がコモンズの管理権を持つべきか、権利の根拠は何かについて、アクター間で合意が求められる。本研究ではコモンズ管理をめぐる自他の権利に対する承認可能性を正当性と定義し、沖縄県と内モンゴルにおける調査研究、ならびにゲーミングによる実験結果をもとに、正当性を検討することの学術的・実践的価値を論じた。沖縄での調査は、正当性の判断にあたり制度的基盤が認知的基盤を阻害することを示した。内モンゴルでの調査結果は、牧草地に対する評価の差異によりアクター間で正当性の不一致が生じることを示した。“誰がなぜゲーム”の結果は、アクター間の合議が正当性の相互承認構造を変化させることを示した。
|