研究課題
基盤研究(B)
ソルガムとイネのストライガ感受性機構の解明に取り組んだ。ライゾトロンによるストライガ感受性の評価は、ポット試験、圃場試験の評価結果と良い一致を示すことが判明した。ABAに対する感受性の違いがストライガの養水分収奪を支えていることは確認できたが、ストライガが宿主にABAを輸送することで自らの生存を有利にしていることは検証できなかった。そのため、宿主の耐性にABA代謝不活性化能力が関与しているという仮説の検証には至らなかった。宿主のストライガ抵抗性は、土壌のストライガ密度やストライガ種子の来歴に影響されることが判明した。これらは、安定したストライガ抵抗性品種を選抜する過程で、重要な知見となる。
すべて 2014 2013 2012 2011
すべて 雑誌論文 (5件) (うち査読あり 5件) 学会発表 (10件)
Biologia Plantarum
巻: 57 (4) ページ: 773-777
巻: 57 号: 4 ページ: 773-777
10.1007/s10535-013-0348-7
巻: in press
Journal of Agricultural and Food Chemistry
巻: 59 号: 19 ページ: 10485-10490
10.1021/jf2024193
巻: 59 号: 17 ページ: 9226-9231
10.1021/jf202418a