研究課題/領域番号 |
23406023
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 海外学術 |
研究分野 |
公衆衛生学・健康科学
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研究機関 | 獨協医科大学 |
研究代表者 |
宮本 和子 獨協医科大学, 看護学部, 講師 (60295764)
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研究分担者 |
松田 肇 獨協医科大学, 医学部, 特任教授 (30114648)
桐木 雅史 獨協医科大学, 医学部, 准教授 (50265302)
石川 由美子 獨協医科大学, 看護学部, 講師 (50363099)
千種 雄一 獨協医科大学, 医学部, 教授 (20171936)
林 尚子 獨協医科大学, 医学部, 助教 (50382974)
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研究協力者 |
CHUOR Char Meng 保健省, 国立マラリアセンター, 所長
SINUON Muth 保健省, 国立マラリアセンター, 医師/管理部門長
KRAILAS Duangduen シルパコーン大学, 生物学部, 准教授
KITIKOON Viroj 元マヒドン大学, 熱帯医学部・社会環境医学教室, 准教授
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研究期間 (年度) |
2011-11-18 – 2014-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
10,140千円 (直接経費: 7,800千円、間接経費: 2,340千円)
2013年度: 4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2012年度: 5,590千円 (直接経費: 4,300千円、間接経費: 1,290千円)
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キーワード | タイ肝吸虫症 / カンボジア / 住民参加 / 流行実態調査 / 国際研究者交流 / タイ肝吸虫 / 生活習慣 |
研究概要 |
本研究で35か村を調査、31か村にてタイ肝吸虫感染者を確認し、特にコンポンチャム県南部に流行地が集中していた。虫卵陽性率70%を超える村も確認され、タイ肝吸虫症流行が重要な健康課題であることが証明された。流行地住民の多くは淡水魚生食を好んでいた。周辺で感染幼虫に感染した第一中間宿主と第二中間宿主が発見され、感染サイクル成立要因もそろっていた。 住民、地方保健行政官ともに今回の調査で初めて「タイ肝吸虫症」を知り、淡水魚生食のリスクを知ったと回答した。調査プロセスから地方のキーインフォーマントに参加してもらい、結果や健康教育などの具体的な情報提供を行うことは予防対策として重要であることを確認した。
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