研究課題/領域番号 |
23500422
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
神経解剖学・神経病理学
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研究機関 | 公益財団法人東京都医学総合研究所 |
研究代表者 |
川野 仁 公益財団法人東京都医学総合研究所, 脳発達・神経再生研究分野, 研究員 (20161341)
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研究分担者 |
黒田 純子 (木村 純子 / 黒田 純子(木村純子)) 公益財団法人東京都医学総合研究所, 脳発達・神経再生研究分野, 研究員 (20142151)
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研究期間 (年度) |
2011-04-28 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
5,330千円 (直接経費: 4,100千円、間接経費: 1,230千円)
2013年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2012年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2011年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
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キーワード | 神経再生 / 線維性瘢痕 / TGF-beta / コンドロイチン硫酸 / デルマタン硫酸 / TGF-β1 / PDGF / 脳損傷 / TGF-β / プロテオグリカン / 損傷 / グリア瘢痕 |
研究成果の概要 |
脳損傷部におけるtransforming growth factor-β1(TGF-β1)の機能を明らかにする目的で以下の実験を行った。マウスの脳損傷部に各種の糖鎖分解酵素を投与した結果、コンドロイチン硫酸が切断された中脳ドーパミン軸索の再生阻害に働き、コンドロイチン硫酸の異性体であるデルマタン硫酸が線維性瘢痕の形成に関与することを見出した(Li et al., 2013)。損傷部におけるデルマタン硫酸の発現はTGF-β1により誘導されることから、線維性瘢痕の形成に対するTGF-β1の作用はデルマタン硫酸を介すると考えられた。
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