研究課題/領域番号 |
23500537
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
医用生体工学・生体材料学
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研究機関 | 神戸大学 |
研究代表者 |
山根 隆志 神戸大学, 工学(系)研究科(研究院), 教授 (10358278)
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研究分担者 |
松田 兼一 山梨大学, 医学部救急集中治療医学講座, 教授 (60282480)
山本 健一郎 東京女子医科大学, 医学部, 助教 (00434316)
西田 正浩 産業技術総合研究所, ヒューマンライフテクノロジー部門, 主任研究員 (80357714)
小阪 亮 産業技術総合研究所, ヒューマンライフテクノロジー部門, 研究員 (10415680)
丸山 修 産業技術総合研究所, ヒューマンライフテクノロジー部門, 研究グループ長 (30358064)
山本 洋敬 神戸大学, 大学院・工学研究科, 大学院生
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研究期間 (年度) |
2011 – 2013
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
5,330千円 (直接経費: 4,100千円、間接経費: 1,230千円)
2013年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2012年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2011年度: 3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
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キーワード | 人工臓器工学 / 血液濾過装置 / 遠心ポンプ / 溶血 / 除水装置 / 濾過膜 / ろ過膜 |
研究概要 |
緊急に除水が必要な患者から,簡便かつ安全に除水する可搬型除水システムを開発し,在宅医療や被災地医療にも役立つ装置の構築をめざす.本研究では透析液が不要な濾過方式を採用し,血液回路には羽根直径3cmの小型遠心ポンプを採用した.溶血試験では,1号機の溶血率は市販体外循環ポンプの3/10程度から,2号機では1/20程度に改善したが,摩耗に注意すべきことがわかった.模擬血栓試験ではピボット周辺以外に血栓は観察されなかった.さらに今回の血液濾過実験では,血流流量および濾液流量を一定に維持できたが,今後,長時間使用では中空糸目詰りやファウリングによって性能が劣化しないことを引続き立証する必要がある.
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